信夫三山とは福島市のシンボル信夫山の,月山、羽黒山、湯殿山の三つの神社を指す。もともと修験者のいた信夫山だが、江戸時代、福島の嶋屋の飛脚連中が健脚を祈願して石塔を奉納した。言い伝えによると、かつて羽黒神社に仁王門があったとき、仁王様の足の大きさに合った大わらじを奉納したのが、始まりとか。大わらじは長さ12mで80有余人の担ぎ手により市内を巡り羽黒神社わきの大杉につるされていたが、昭和51年8月に羽黒神社の焼失と共に、この大杉も焼けてしまったので、現在は建立された鉄塔に下げられている。祭礼の2月10日/11日には、だるまや縁起物をあきなう露店が100軒近くでて、参拝客でにぎわう。 (所在地 福島市御山 信夫山地内) |
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