私たちは、相手に対して不快な思いや、嫌な感情を抱く時があります。その時の思いや感情をよく考えてみると、自分が気付かないうちに抑制している、自分自身の思いや感情を見出して、相手を批判している事が多いものです。相手を嫌だと感じる性格は実は自分の性格の一面である場合が多いのです。私たちは自分にとって都合が悪い事が起こるとその原因を相手や周囲のせいにし勝ちです。しかし、相手は「自分を映す鏡」だととらえると、自分の不十分さや未熟さ反省すべき点などを誰よりもよく教えてくれる存在である。 悩みや葛藤を感じた時にこそ、自分を省み、自分を磨くチャンスであり、自分の成長のための新たな一歩を踏み出す、チャンスなのだととらえる事が大切です。「苦手な人は、自分の心を磨き高めてくれる恩人である。」という考え方は、私たちの人間関係をより豊かにし自分自身を高める"逆転の発送"と伝えるのではないでしょうか？