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設立趣旨 近年の福島市商業を取り巻く環境は、都市間競争の激化、人口のドーナツ化現象、車社会の進展による郊外ロードサイド型の商業集積地の拡大、さらには消費者ニーズの個性化・多様化等の急激な変動により、既存の商業は極めて厳しい状況にあります。 こうした中で、福島市は、来たるべき21世紀に向け、人にやさしい、県都にふさわしい風格と活力のあるまちづくりを目指して、中心市街地の人口減少及び商業の空洞化対策として「福島市24時間都市構想」の策定をはじめ、「特定商業集積整備法による基本構想策定調査」など、各種の施策が講じられているところであります。特に、商店街は、地域社会の中心にあって、単なる買い物の場を超えた暮らしの広場として重要な役割を果たしており、魅力あるまちづくりを実現する上で、大きな期待が寄せられております。 この将来像を踏まえ、豊かな市民生活の実現に向けて、まちの顔にふさわしい、にぎわいと活力のある商業環境を整備していくためには、商業者、商店街、行政といったそれぞれの枠を超えたまち全体としての取り組みが必要であり、官民一体となった機動的な事業実施主体の確立が求められているところであります。 その具体的な手法として、平成4年度以降、第3セクター方式による「まちづくり会社」について検討を重ねてまいりましたが、単に商業機能の強化というだけではなく、まちづくりの観点から地域産業の健全な発展と市民のニーズに応える地域開発事業を推進していくため、民間と公共団体との共同出資による「まちづくり会社」による事業展開が最も効果的であり、適切なものであるとの判断に立ち、株式会社福島まちづくりセンターを設立した次第であります。 つきましては、当社の事業が円滑に進み、所期の目的が達成できますよう、皆様のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。 (平成7年7月31日付) |
会社概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
□名 称 株式会社福島まちづくりセンター □本 店 福島県福島市大町4-15 チェンバおおまち2階 □設 立 平成7年7月31日 □資本金 10,000万円 □ 事業目的 (1) 都市開発に関する企画、調査、設計及びコンサルタント業務 (2) 商業の振興を図るための経営、技術、販売、財務等に関する指導及び情報の提供業務 (3) 共通駐車サービス券の発行及びシステムの運営 (4) 福島共通ポイントカードの運営 (5) 商店街組織の事務管理の受託 (6) 各種イベントの企画、運営及び受託 (7) 商店街、商店の販売促進のための共同事業に関する企画、調査、設計及び受託 (8) 土地、建物の有効利用に関する企画、調査、設計及びコンサルタント業務 (9) 不動産の売買、交換、貸借及びその仲介並びに所有・管理及び利用に関する業務 (10)駐車場、会議施設、コミュニティホール等の商業基盤施設の企画、建設、運営及び受託 (11) 共同店舗、集合店舗等商業施設の企画、建設及び受託 (12) 飲食店業 (13) 民芸品、工芸品、観光土産品及び土産雑貨品等の販売 (14) 出版に関する業務 (15) 損害保険及び自動車損害賠償保険法に基づく保険の代理業 (16) 前各号に付帯し、または付随する一切の事業 |
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出資状況 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
株主構成:福島市、商工会議所、福島市商店街連合会、地元金融機関、商業者等。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設立過程と主な事業経過 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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