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栄町祭りてぬぐい・伍 　前年の歌舞伎の模様を金茶とねず紺に変えて染め分けました。中央の「栄」の文字は町内会半てんの背文字と同じものを使っています。この文字は町内随一の書家・故芦田静江様の筆によるものです。

栄町祭りてぬぐい・六 　平成十年には新しいデザインの手ぬぐいを作りました。左下に木札の模様に染抜いた町会名があります。昨年のねず紺をふまえ一色でシンプルな手ぬぐいです。

栄町祭りてぬぐい・七 　前年同様のデザインであざぎ色一色で作りました。右上にはそろばんの玉をモチーフにしています。栄町は福島駅の真前の町。商売人の居る街なのでソロバン玉を使っています。

栄町てぬぐい・八 　平成十二年作製。この年の五月に作者と町会の祭事部長とで、浅草三社祭に出かけました。雷門の正面の浅草会館では、氏子町会の手ぬぐいが展示されていました。その中の一枚を参考にして、どこから読んでも「栄町」と読める、もえぎ色の粋な手ぬぐいとなりました。

「栄町祭手ぬぐい（壱〜八）は福島駅前 ザ・ホテル大亀　階段ギャラリーで 現物を見ることができます。」

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