社殿の中には沢山の絵馬が奉納されていました。大きな絵馬が何枚も飾られ、種類もいろんなものがあります。その中でこの1枚は、浮世絵師歌川国芳が三国史を題材に描いたものを、梅窓という絵師が模写したのもである。関羽の右腕は毒矢に当たり紅く膨れ上がりその腕を、華蛇という高名な外科医が切開し手術しているところが描かれていて、関羽は切開されているにも関わらず、馬良と碁を打つという、関羽の剛胆な姿を伝えている。
華蛇骨けずり関羽箭療治図(かだほねをけずりかんうのやきずをりょうじのず)
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