小学生の頃、父親が買って来たガットギターがありました。dm とamのコードを教えてもらいました。CとGとFも押さえられた叔父さんは演歌なら何でも伴奏していました。負けじと父はハーモニカを吹き出します。そんな父が酔っぱらって買ってきた楽器はギター・アコーディオン・サックスなど。その他にも一時バイオリン・クラリネット・ウクレレ・マンドリンなども家の中で見かけました。きっと父は戦争のあと、楽器と音色に憧れたのでしょうね。
そんなわけで、昔から身近にギターがありました。小学生の時に少しだけギター教室に通いました。クラシックギターの基本の基本を習った頃、グループサウンズが大流行。お気に入りは「スパイダース」でした。中学生でフォークソングブームがきて、コードを憶えました。高校生になった頃吉田拓郎がフォークにエレキギターを取り入れたのです。高校生のころ、キャンプにはギターが付き物でした。おもいリックを背負い片手に鍋、片手にギターを持って歩いていきました。あのころ弾いていたギター、キズだらけでしたがいい音が谷間のキャンプ場に流れていたっけ。
ちっとも旨くならないけれど、でもやっぱり旨くなりたいギターです。
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